ソースコードから理解する技術-UnderSourceCode

手を動かす(プログラムを組む)ことで技術を理解するブログ

PHP on IIS 実行環境の構築

ふとPHPに興味を持ち、ここ数年はIISでの実行をPHP on IISとして
マイクロソフトがサポートしているようなので、手を出してみました。

まずはPHPの実行環境の構築です。
OSはWindows Vista で、IISのインストールから始めます。

1.IISのインストール
スタートメニューより、「設定」→「コントロール パネル」→「プログラムと機能」
を選択します。

「プログラムと機能」ウィンドウの「Windows の機能の有効化または無効化」を
クリックします。
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「Windows の機能」ウィンドウが立ち上がるので、まずは「IIS 管理サービス」を
選択します。
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次に「アプリケーション開発機能」の下のチェックボックスを選択します。
PHPを動かすために「CGI」を選択するのを忘れずに。
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最後に「OK」ボタンを押して、完了です。

2.PHP fastCGIのインストール
http://www.php.net/downloads.php よりPHPの実行環境をダウンロードします。
非スレッドセーフ版で、今回は「PHP 5.2.13 Non-thread-safe zip package」をダウンロードしました。

ダウンロードしたzipを解凍し、中のフォルダ、ファイルを全て C:\php_nts フォルダ内に保存します。

「C:\php_nts\php.ini-recommended」 のファイル名を 「C:\php_nts\php.ini」 に変更します。

「C:\php_nts\php.ini」を開き、以下の4行のセミコロンを取り(コメントアウトを外す)、値を修正します。
・cgi.fix_pathinfo=1
fastcgi.impersonate = 1
・cgi.force_redirect 値を0とする
・open_basedir 値を「C:\inetpub\wwwroot」とする

3.IISPHPのモジュールにマッピングする。
「管理ツール」より「インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ」を選択します。
そして「ハンドラ マッピング」を選択します。
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右側の「モジュール マップの追加」を選択します。
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「モジュール マップの追加」ウィンドウに以下のように入力し、「OK」ボタンを押します。
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