ソースコードから理解する技術-UnderSourceCode

手を動かす(プログラムを組む)ことで技術を理解するブログ

アジャイルな見積りと計画づくり(2)

「アジャイルな見積りと計画づくり」を少しずつ読んでいます。

また少し読み進めたところで、気になったところをメモっておきます。

イテレーション
イテレーションはタイムボックスである。」(※1)
「実装する予定だったフィーチャを削ってでも期日は守る、それがタイムボックスの考え方だ。」(※1)

アジャイルな計画づくり
アジャイルプロジェクトではいつ完了するかはわかっているが、なにを提供するかはわかっていない」(※2)

◆プランニングポーカー
見積もり技法のひとつで、基本的には「参加者はチームの開発者全員である」(※3)。

イテレーションについては、現実的で自分も好きな考え方だが、
「実装する予定だったフィーチャを削って」というあたりがアジャイルが一般受けしない理由のような気もします。

アジャイルな計画づくりについても、
「なにを提供するかはわかっていない」あたりが一般受けしないと思われます。
ただしウォーターフォールにも「なにを提供するか」を検討する「要件定義」なるものがあるので
この点はアジャイルウォーターフォールも実際は変わらないかなあ。

アジャイルプロジェクトが(※2)の言葉通りだとすれば
リリース日は決まっているが要件は纏まっていない案件なんかにピッタリだということでしょう。

プランニングポーカーについては、「開発者全員」で見積もるところが気に入りました。
普段従事している仕事だと、見積もりは大抵チームリーダーの仕事で、
納期から引いた無理な見積もりが出てきたりもするので。。。


※1 「アジャイルな見積りと計画づくり」 P48
※2 「アジャイルな見積りと計画づくり」 P52
※3 「アジャイルな見積りと計画づくり」 P79