ソースコードから理解する技術-UnderSourceCode

手を動かす(プログラムを組む)ことで技術を理解するブログ

pryを使ってRubyのスクリプトをデバッグする

ちょっとしたスクリプトをRubyで書くときに、.rbファイルに保存することが
あるかと思います。

今回は、.rbファイルとして保存したスクリプトを、pryでデバッグする手順です。
pryがインストール済みであることを前提条件とします。

1.ブレークポイントの設定
Ruby on Railsで行うのと同様、スクリプト内のデバッグ時に止めたい箇所に、以下を記述します。

binding.pry


2.スクリプトの実行
以下のコマンドをコンソールに記述し、Rubyのスクリプトをpryでデバッグ実行します。

$ ruby -r pry 対象のスクリプト名.rb


3.ショートカットキーの設定
上の手順だけでデバッグやステップ実行はできますが、よく使うコマンドについては
ショートカットキーで呼び出したいところです。

ショートカットについては、実行するRubyのスクリプトファイルと同じフォルダ内に
「.pryrc」ファイルを作成し、その中に定義することができます。

定義の例については、pry-debuggerを使ってみたを参照してください。


以上です。

参考
http://yorickpeterse.com/articles/debugging-with-pry
https://github.com/nixme/pry-debugger