ソースコードから理解する技術-UnderSourceCode

手を動かす(プログラムを組む)ことで技術を理解するブログ

Visual Studio CodeでSpring Bootのデバッグをやってみる

最近はSpring Bootを再び触り始めたこともあり、タイトルにあるようなことをやってみました。

以下、手順とメモです。

Visual Studio Codeの設定

1. Java Extension Packのインストール

Visual Studio Code のコマンドパレットを起動し、「Install Extention」から「Java Extension Pack」をインストールします。

2. Spring Boot Java Supportのインストール

Visual Studio Codeに「Spring Boot Java Support」もインストールしました。(もしかしら不要かもです。。。)

3. lombokの参照設定

私はlombokを使用することが多いので、Visual Studio Codelombokを参照できるように設定しました。
「Code」-「Preferences」-「Settings」を起動し、自分の設定に以下の書式でlombok.jarのパスを記述します。

"java.jdt.ls.vmargs": "-javaagent:/path/to/lombok.jar -Xbootclasspath/a:/path/to/lombok.jar"

参考サイト Lombok support · redhat-developer/vscode-java Wiki · GitHub

これを行うと@Dataを着けたクラスのgetterを参照することはできました。

Sping Bootプロジェクトの実行

以下のサイトよりSpring BootのWeb APIのソースを取得してきました。
Getting Started · Building a RESTful Web Service with Spring Boot Actuator


サイト内で紹介されているgitよりソースを取得し、その中の「complete」フォルダをVisual Studio Codeで読み込みます。

1. 実行

F5を押すとデバッグが始まります。
ブレークポイントを貼ってみましたが、普通に止まって、変数の中身も見れるようです。

2. ビルドなど

以下を見るとMavenをサポートしているようです。
https://code.visualstudio.com/docs/java/java-tutorial
私はgradleを主に使用するのですが、ビルドはコマンドで行うことにしました。
プロジェクト内に.gradlewファイルがある場合、以下のコマンドでビルドやクリーンができます。<

$ ./gradlew build
$ ./gradlew clean

まとめ

Visual Studio Codeは動きが軽いことや、ターミナルが使いやすいことなどが気に入っています。
しばらく使ってみようかと思います。