Windows Subsystem for Linux上にAWS SAMの実行環境を構築する + Golangの開発環境を用意する
タイトルにあるように、Windows Subsystem for Linux上でAWS SAMを実行する環境を構築してみました。
単純にLinux上にAWS SAMの実行環境を構築するだけと思いきや、細々と調べながら進めることになったので
その結果をメモ代わりに書いておきます。
AWS SAM
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/serverless-application-model/latest/developerguide/serverless-sam-cli-install.html
こちらの公式のガイドを見ればわかるのですが、AWS SAMのCLIの実行には
が必要となります。
Windows Subsystem for LinuxでDockerを動かすのが結構癖がありました。
結論から書いてしまうと
- Dockerは17.09.0を使った
- Windows Subsystem for Linuxを起動するコマンドプロンプト(やパワーシェルのターミナルなど)は管理者権限で起動しておく必要がある
- 管理者権限で起動したターミナル上でdockerを起動しておいたうえで、AWS SAMのコマンドを実行する必要がある
ということになります。
詳細については既に詳しく書かれている方がいたので、そちらを参考にしてください。
どうしても Docker on Ubuntu 18.04 on WSL したかった - Qiita
Windows10 Home の WSL で Docker を使う - Qiita
Golangの開発環境
Windows Subsystem for LinuxでAWS SAMを実行するにあたり、
- Windows上のエディタ(Visual Studio Code) で入力補完を利かせる
- Windows Subsystem for Linux上でビルドを行う
を実現したいと思いました。
結果
- WindowsとWindows Subsystem for Linuxの両方に同じバージョンのGolangをインストールする
- WindowsとWindows Subsystem for LinuxでGOPATHを共有する
ことになりました。
詳細については既に詳しく書かれている方がいたので、そちらを参考にしてください。
WSLENVでWSLとWindowsの環境変数を共有する(Go開発環境編) | re-imagine
まとめ
こんな感じで、一つ一つは簡単なのですが、結構色々と調べつつ環境の構築ができました。
最後に、今回参考にさせていただいたサイトのURLを載せておきたいと思います。