ソースコードから理解する技術-UnderSourceCode

手を動かす(プログラムを組む)ことで技術を理解するブログ

Windows Azure(1)

クラウド開発に興味を持ち、ちょっとイジり始めました。
現場ではASP.NETをメインとして開発しているので
まずは慣れている開発環境でということでWindows Azureについてです。

こちらのサイトを主に参考にさせて頂きました。
無償開発環境で試すWindows Azureクラウド開発
初めてのWindows Azureテーブル・ストレージ開発

そのときの学習メモです。

Windows Azureの基本技術について
Windows Azureの基本技術は、ASP.NETによるWebアプリケーションである。
Webアプリケーションをクラウド上に載せたものが「サービス」と呼ばれる。
またWebアプリケーションのプロジェクトを「Webロール」と呼び
「Webロール」がクライアントからの要求を直接受け付けることになる。

◆データについて
従来のリレーショナルデータベースとは異なるデータ構造をもつ「Windows Azureストレージ」、
従来のリレーショナルデータベースと同じデータ構造を踏襲する「SQL Azure
の二つのデータ保存方法が用意される。

Windows Azureストレージが使用される理由
従来のファイルシステムとは異なるアーキテクチャを採用することによって
拡張性を高めるためである。

Windows Azureテーブルストレージについて
以下の3つの要素からなる。
1.ストレージ・・・RDBのデータベースに対応。
2.テーブル・・・RDBのテーブルに対応。
3.エンティティ・・・RDBのレコードに対応。

エンティティについては、固定のスキーマを持たず、エンティティごとにプロパティの数や名前が一致しなくてもよい。
このあたりはデータに柔軟性を持たせようとしてXMLデータベースと似ているのか?


最後に、実際に開発をするとWindows Azure SDKのバージョンによって(現時点ではVersion1.0.0.4)
プロジェクトを新規で作成する画面が若干違うようです。
参考までに、自分の開発環境は以下の構成です。
1.Windows Vista SP2
2.IIS7.0
3.SQL Server 2008 Express
4.Visual Studio 2008 Express Editions
5.Windows Azure Software Development Kit (July 2009 CTP)