Wicket(16)wickt-exmamplesを解析する(abacadabra)(5)
Wicket (9)wicket-examplesをTomcatに導入してみるでEclipseに取り込んだ
Wicketのサンプル「wicket-examples」を解析してみます。
引き続き「abacadabra」exampleです。
今回は3つ目のステップである「UserRolesStep」を見ていきます。
◆画面
まず画面です。前の画面(UserDetailStep)の「Department」で入力した値が
一番上のUserRoles欄に表示されます。
またUser Roleを入力するテキストボックス、およびRoleのリストを表示しています。
この画面の.htmlファイルが、以下のものです。
◆UserRolesStep.html
テキストボックス、リストを定義し、それぞれに「wicket:id」を付与しています。
また「wicket:message」で始まるmessageを表示するためのコントロールも配置しています。
次にこの.htmlファイルに対応する.javaファイルです。
◆UserRolesStep(NewUserWizard.java)
コンストラクタで今回のステップの定義をしています。
titleの定義は「ResourceModel」、Summaryの定義「StringResourceModel」を使用しているのは、前回と同じです。
Roleのリストを表示するのに「ListMultipleChoice」コントロールを使用しています。
このリストの表示値として「allRoles」リストを指定しています。
「allRoles」リストの具体的な定義は、以下のとおりです。
このリストの値として定義されている文字列が、画面のRoleのリストに表示されています。
エラーチェックについては「AbstractFormValidator」クラスを追加することで実装しています。
「AbstractFormValidator」の匿名クラス内にある「validate」メソッドが、
エラーチェックのロジックとなっています。