ソースコードから理解する技術-UnderSourceCode

手を動かす(プログラムを組む)ことで技術を理解するブログ

「Ruby on Rails 3.0 日記」をやってみた

Ruby on Railsに興味を持ち、まずは「写経」ということで Ruby on Rails 3.0 日記 を写経してみました。
以下にサイトとRoRについての感想などを、自分のための備忘録を兼ねて書きます。


◆サイトとRoRについての感想
Ruby on Rails 3.0 日記 についてですが
・Rails3を使用したデータベースへのCRUD
・モデル、ビュー、コントローラの作成
・bundleによるインストール
等を一通り網羅しており、日本語で、サクっとRoRを体験してみるのにいいサイトだと思います。

Railsのコマンドにてテーブルやモデル、ビューが作成できることは、既にPlay frameworkで経験しているので
そんなに驚きは無いですが、重要なポイントだと思います。
(まあ、Play frameworkの方がRailsの影響を受けているのですが・・・)

またRubyの言語としての感想ですが、現代的なオブジェクト指向のプログラムを書くのに
非常に書きやすいという印象を持ちました。
例えばクラス内のメンバ変数の定義を、変数名に@を付ける事で可能なことなどです。


◆ビヘイビア駆動開発
サイト内で『データ構造を決める前にユーザーインターフェースを実装すべしという考え方は
Outside-In と呼ばれ、「ビヘイビア駆動開発」の大原則の1つです。
外側(ユーザーインターフェース)から先に作った方が「要求仕様」に沿った
自然な設計を持つアプリケーションに仕上がりやすい、と考えられています』と書かれていました。
RoRとは直接関係はないですが、アジャイルに開発を進めていく上では大切な考え方だと思います。


◆自分の環境に合わせて変更した点
少し前(2010年)に書かれたサイトであるため、自分の環境に合わせて変更して写経して箇所がありました。
自分の環境は、Ruby 1.9.2、Rails 3.1.1で以前の記事で構築した環境です。

1.publicフォルダ
アプリフォルダ/publicをアプリフォルダ/app/assetsに読み替え。

2.jquery-ujsの追加インストール
ページネーションを使うのにjquery-ujsをインストールする必要がありました。
手順としては、
・Gemfileに「gem 'jquery-rails', '>= 1.0.12'」を追加
コマンドプロンプトで「bundle install」を実行
となります。


以上です。次はhttp://guides.rubyonrails.org/の写経かな。