ビルドツールのgbをVisual Studio Codeで使ってみる
Golangのビルドツールのgbを試してみました。
私は普段Visual Studio Codeを使っているので、こちらでエラーとならないよう設定もしました。
gbを使うメリットとしては
- 自分が作成したpackageをimportする際にGopathからのフルパスを書かなくていい
- 使用する外部ライブラリを定義ファイルに記述できる
などです。
以下、私が使用したときの手順メモです。
プロジェクトについて
プロジェクト直下のsrcフォルダ内に自分で作成するソース、vendorフォルダ内に外部ライブラリを保存します。
今回はGitHub - fatih/gb-example: Example gb project with dependencies and CI integrationという、gbを使ったサンプルプロジェクトがあったので
こちらが動くかどうかを試してみました。
git cloneでプロジェクトをダウンロードしてきます。
git clone https://github.com/fatih/gb-example.git
Visual Studio Codeの設定
File - Preferences - Settings より設定を行います。
まだgbを使っているのはこのプロジェクトのみなので、今回はローカルプロジェクトのみ設定する
Workspace Settingsの方に以下の設定を行いました。
- Gocode Package Lookup Mode : gb に変更。
- go.gopathを「"go.gopath": "${workspaceRoot};${workspaceRoot}/vendor"」に設定。
- Windowsだとカンマ区切りか?
- 参考 https://github.com/Microsoft/vscode-go/issues/249
- buildOnSave : offに変更。
gbの使用について
- vendor/manifestに使用するライブラリを記載される。
- なのでvendor/manifest以外はGithub等に上げる必要はない。
外部ライブラリの取得、更新
$ gb vendor update -all
ビルド、テスト
$ gb build $ gb test